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声の在りか


著者:寺地はるな/著
価格:1,600円+税
刊行日:2021/05/24

出版社:KADOKAWA
ISBN:978-4-04-111077-5
Cコード:0093
[単行本](日本文学、小説・物語)

「こんなところにいたくない」パート帰りの希和が見つけたのは、息子そっくりのへなへなした字で書かれた切実なメッセージだった。息子の様子を探るために、彼が出入りしている民間学童で働きはじめた希和は――。



内容紹介

日常に息苦しさを感じるあなたへ贈る物語。

「こんなところにいたくない」パート帰りの希和が見つけたのは、小学四年生の息子・晴基とそっくりの筆跡で書かれた切実なメッセージだった。本人に真意を問いただすことも夫に相談することもできない希和は、晴基が勝手に出入りする民間学童『アフタースクール鐘』で働きはじめる。マイペースな経営者・要や子どもたちに振り回されながらも、希和はいつの間にか自分の考えを持たない人間になってしまっていたことに気付く。周囲から求められるものでも、誰かからの受け売りでもない、自分自身の言葉を取り戻すためにひとりの女性が奮闘する、大人の成長小説!

寺地 はるな

977年佐賀県生まれ。大阪府在住。会社勤めと主婦業のかたわら小説を書き始め、2014年『ビオレタ』でポプラ社新人賞を受賞しデビュー。『大人は泣かないと思っていた』『正しい愛と理想の息子』『夜が暗いとはかぎらない』『わたしの良い子』『希望のゆくえ』『水を縫う』など著書多数。