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角川ソフィア文庫

改訂新版 共同幻想論


著者:吉本隆明/著
価格:960円+税
刊行日:2020/06/12

出版社:KADOKAWA
ISBN:978-4-04-400576-4
Cコード:0195
[文庫](日本文学、評論、随筆、その他)

大学紛争・全共闘世代のバイブル。「情況」「擬制の終焉」と共に流行語にもなった神話的思想書。



内容紹介

国家とは何か。そして国家と自分はどう関わっているのか。「国家は共同の幻想である。風俗や宗教や法もまた共同の幻想である。もっと名づけようもない形で、習慣や民俗や、土俗的信仰がからんで長い年月につくりあげた精神の慣性も、共同の幻想である」。原始的あるいは未開的な幻想から〈国家〉の起源となった共同の幻想までを十一の幻想領域として追及。自己幻想・対幻想・共同幻想という三つの構造的な軸で解明し、まったく新たな論理的枠組みを提言する「戦後思想の巨人」の代表作。解題・川上春雄、解説・中上健次

 目次

角川文庫版のための序
全著作集のための序

禁制論
憑人論
巫覡論
巫女論
他界論
祭儀論
母制論
対幻想論
罪責論
規範論
起源論

後記

吉本 隆明

1924年生まれ。東京工業大学電気化学科卒。詩人、文芸評論家、思想家。52年に詩集『固有時との対話』を発行。その後、文芸評論活動を開始し、思想家として戦後日本の思想界に大きな影響を与えた。2012年3月没。