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ブルーバックス

量子とはなんだろう 宇宙を支配する究極のしくみ


著者:松浦壮/著
価格:1,100円+税
刊行日:2020/06/18

出版社:講談社
ISBN:978-4-06-520000-1
Cコード:0242
[新書](物理学)

この世界のすべてを作っている量子ーーその姿は「粒子でも波でもない何か」。奇妙な量子の存在が、直感的に理解できるようになる!



内容紹介

ーーー
見えている世界は、世界そのものではない。
      ――では、量子が織りなす「本当の世界」とは?

量子論が "直感的に" 理解できる!
量子がわかれば、見える世界が変わってくる!
ーーー


「量子は、粒子なのか波なのか」――長らく続いていたこの論争は、
「量子は、粒子でも波でもない何かである」という予想外の結論に至りました。
直感では理解しがたくても、この世界、この宇宙はすべて量子でできています。
行列力学、波動力学、経路積分……様々な方法を経て、
量子の世界が「見える」ようになるまで、
まっすぐに、けれども徹底的にやさしく、丁寧に解説。


・「存在すること」と「見えること」は同じではありません。
・光が量子でなければ、夜空の星は見えません。
・電子が量子でなければ、この世に「色」はありません。
・すべてが量子でなければ、私たちの体も地球も消え去ってしまいます。
……これらはすべて、現代物理学が示す「紛れもない事実」です。


■おもな内容
第1章 「古典」の世界観
第2章 量子の発見
第3章 光も電子も量子だからこそ
第4章 量子の世界へ
第5章 量子の群像
第6章 量子が織りなす物質世界
第7章 量子は時空を超えて
第8章 宇宙の計算機――量子コンピュータ

松浦 壮

1974年生まれ。1998年、京都大学理学部卒業。2003年、京都大学大学院で博士号(理学)を取得。その後、素粒子物理学者として日本、デンマーク、ポーランドの研究機関を渡り歩き、2009年、慶應義塾大学商学部勤務、2016年から同大学教授。研究テーマは、超弦理論と数値シミュレーションによる超対称ゲージ理論の解析。研究の傍ら、自然科学を専門にしない学生を対象に物理学の講義をおこなう。趣味は、武術、水泳、クラシックギターなど。著書に『時間とはなんだろう』(講談社ブルーバックス)、『宇宙を動かす力は何か』(新潮新書)がある。