genkai-shobo.jp
講談社+α新書

考える、書く、伝える 生きぬくための科学的思考法


著者:仲野徹/著
価格:900円+税
刊行日:2021/03/22

出版社:講談社
ISBN:978-4-06-523119-7
Cコード:0237
[新書](教育)

情報を集める、考える、プレゼンする、文章を書くというのはある種の技術にすぎない! 大阪大の名物教授が一生モンのワザを初講義



内容紹介

大阪大学1年生のためのゼミ「学問への扉」を、名物教授がリアル講義!
テレビでもおなじみ仲野徹先生が、一度学べば一生モンの技術を伝授します。
新入生への、科学的思考法に基づいたプレゼンと文章法の授業を本書で初公開。おもしろくてわかりやすい、人生にも仕事にも必須な力が身につく1冊です。
〈本書の特徴〉
1.仕事や人生に役立つ「科学的な考え方」を伝授
2.すべての基礎「学び方」を身につけることができる
3.自分の「考え」をレベルアップする技術を学べる
4.プレゼン力や文章力のポイントが身につく
5.リアル授業で、学生たちの成長の要因がわかる

おもしろくて説得力抜群!「仲野先生の模擬プレゼン」も初公開

お笑い芸人で小説家の又吉直樹さんの、世の中の不思議を探る教養バラエティ「ヘウレーカ」で、たびたび招かれるのが仲野先生。専門は「いろんな細胞はどうやってできてくるのだろうか」学。ベストセラー『こわいもの知らずの病理学講義 』の著者でもあります。
ご当人は「めざすはお笑い系研究者」と述べていますが、ノーベル賞を受賞した本庶先生の愛弟子としても有名。その仲野先生自らが実践してきたプレゼンや論文の作り方を通し、「学び方を身につける」方法がわかります。「学び方を知っている」はAIに負けない一生の武器でしょう。
さらに、大学1年生14人に行った授業では、実践のなかで学びの頂点である「発想」や「考える」技術が身につきます。これもまた、生きるために欠かせない一生使える力。
コロナ禍で始まった15回のゼミ。オンラインでつながった学生14人が、知的成長を遂げていく要因も見えてくるでしょう。

〈本文一部抜粋〉
科学的な考え方の勘所はかなりシンプルです。だから、論理学といった小難しいことではなく、簡単にマスターできるはずです。また、科学的な考え方は実生活にも広く応用が可能です。〈中略〉世の中のことはおおよそ複雑です。いや、少なくとも複雑そうに見えます。しかし、もっと細かく見てみるといくつもの要素に分けられることがほとんどです。なかにはそういうことができる人もいるかもしれませんが、人間の頭というのは、いくつものことをいっぺんに考えられるようにはできていません。だから、できるだけ小さく分けて、それぞれについてしっかり考えてみるのです。無人島に漂着したロビンソン・クルーソーも同じようなことをしていました。

仲野先生の座右の銘「教育とは、学校で学んだことをすべて忘れたあとに残るものである」というアルバート・アインシュタインの名言を現実のものとするゼミ。
「ようこそ、『学問への扉』仲野ゼミへ! あなたも受講するつもりで、いっしょに楽しんでください」

仲野 徹

仲野徹(なかの・とおる) 1957年、「主婦の店・ダイエー薬局」が開店した年、同じ街(大阪市旭区千林)に生まれる。大阪大学医学部医学科卒業後、内科医から研究の道へ。ドイツへ留学し、ヨーロッパ分子生物学研究所(EMBL)研究員、京都大学医学部講師、大阪大学微生物病研究所教授を経て、2004年から大阪大学大学院医学系研究科教授。専門は病理学、「いろんな細胞はどうやってできてくるのだろうか」学。2012年には日本医師会医学賞を受賞。著書に、『エピジェネティクス』(岩波新書)、『こわいもの知らずの病理学講義』(晶文社)など。趣味は、ノンフィクション読書、僻地旅行、義太夫語り。