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闇の盾 政界・警察・芸能界の守り神と呼ばれた男


著者:寺尾文孝/著
価格:1,800円+税
刊行日:2021/06/02

出版社:講談社
ISBN:978-4-06-523878-3
Cコード:0095
[単行本](日本文学、評論、随筆、その他)

政治家、経営者、「芸能界のドン」らの盾となり、あらゆるトラブルを解決してきた男。闇に包まれていた仕事の全てを明かす圧巻の手記



内容紹介

「決断力、人脈、胆力のいずれの面でも、傑出した人物。それが寺尾さんです」(元総理大臣・細川護熙)
「これほど胆力のある人はほかにいない。こんなに顔の広い人には、会ったことがない」(野球解説者・江本孟紀)

年会費は2000万円、日本最強・最高の危機管理会社・日本リスクコントロール。
著名政治家、一流企業経営者、「芸能界のドン」と呼ばれる大物、さらには暴力団組長までが頼りにする「駆け込み寺」だ。
依頼は紹介者からの紹介があったときのみ、電話番号も公開せず、ホームページすらないが、依頼が途絶えることはない。
「あなたが本当に無実だったら助けてあげる。ただ、私の調べは捜査一課よりもきついかもしれないよ」
日本リスクコントロール代表の寺尾文孝社長は、警視庁機動隊員を経て秦野章元警視総監の秘書となり、警察・検察に圧倒的な人脈を築いた。
バブル期には、元暴力団組長に乗っ取られかけた大証一部上場企業・日本ドリーム観光の副社長として闇勢力の排除に尽力し、ダイエー・中内功社長に会社を売却した。
許永中、伊藤寿永光、高橋治則、後藤忠政、中江滋樹らと対峙し、自らも不動産会社を設立して大規模なリゾート開発も手掛けたが、バブル崩壊で頓挫。
その後は危機管理専業となり、数多くの依頼を処理してきた。
徹底した事前調査と情報収集によって「突破口」を見出し、政界・官界の中枢に張り巡らせた人脈をつなげることで、ひとつ一つ案件を処理していく。
その評判を聞きつけ、また新たな依頼主が現れる――。
波乱万丈、息をもつかせぬ圧巻の手記。

もくじ

プロローグ
第一章 渋谷ライフル銃事件
放し飼い/番長の掟/昭和三五年、警視庁入庁/警察学校「二等兵物語」
海の最前線/沖仲仕と「黄色い血」事件/キャバレー美人座
首都高速でフルスロットル/「貴族の一機」/デモ隊、立川基地に乱入
銃砲店に立てこもった男/犯人を撃ってもいいのか/賞詞二級と警視総監
第二章 秦野章と田中角栄
三億円事件の「被疑者」/型破りの巡査/銀座デビューと「B反屋」
立志伝中の警察官僚/秦野章の私設秘書として/叱責、叱責、また叱責
田中派大集会/ミスター検察への怒り/「角栄は日本の宝です!」
三田のビルと平和相銀融資
第三章 トラブル・シューター
壱番サロンに集う面々/君は心の妻だから/寺尾に頼めば、なんとかしてくれる
陸奥嵐と江本孟紀/巨大宗教団体御曹司の醜聞/「芸能界のドン」を助ける
「警察マニア」の映画評論家/山口組五代目にもらった返礼
第四章 警察官僚の落とし穴
三田署の問題警察官/警察官僚とカネ/稀代の官僚・佐々淳行
警察トップの権力の源泉/依願退職した警察官が起こした大事件
封印された「ニセ医者事件」
第五章 ドリーム観光攻防戦
上場企業に食い込んだ元暴力団組長/表舞台に這い出た経済ヤクザ
「君がやるしかないだろう」/三人のヤメ検弁護士を顧問に
交際費五〇〇万円と「学歴詐称」/元組長と元機動隊員の二人三脚
「マムシ」と言われた男/ミサワホーム創業者が貸した二〇〇億円
小林旭との「惜別ゴルフ」/尾上縫がベタ惚れした男/ブラックマンデーと池田の転落
小野島社長解任騒動/ダイエー・中内社長の告白/株暴落の果ての失踪
第六章 バブル紳士たちの宴
伊藤寿永光と許永中/壮大な自転車操業/クラブ「グレ」で遭遇した許と伊藤
イトマン新社屋と蕎麦店立ち退き/「闇社会の守護神」と言われた弁護士
亀井静香を直撃した読売スクープ/パラオで高橋治則と遭遇した
F1誘致に賭けたバブル紳士
第七章 裸一貫の再出発
日本有数の白砂ビーチ/「平山郁夫美術館」を構想
東大寺裏にリゾートホテルを計画/JRの妖怪・松﨑明/破産寸前の危機
ついに不渡り
第八章 日本リスクコントロール
警察OBの人材派遣業というアイデア/新会社設立/年会費二〇〇〇万円/奇妙な一面記事
兜町の風雲児・中江滋樹とその弟子/後藤組組長に追われ/腰の低い男・ハマコー
第九章 墓場まで持っていく秘密
リキッド・オーディオの上場/ヤクザのカネしかないんです/バーニング銃撃事件
パチスロ業界と監督官庁/美術刀剣協会の大ピンチ/カネに汚い男
「助けてください」羽賀研二の懇願/あの「治作」の顧問となる
日本を代表する名家の悲劇/長野の産廃会社に押しかけた街宣車
第一〇章 見えない権力
「赤レンガ」の検事たち/安倍政権は検察を甘く見た/保険金五〇億円の怪事件
日本は独立国なのか

寺尾 文孝

1941年、長野県佐久市出身。岩村田高校卒業後、1960年警視庁入庁。東京水上署、第一機動隊勤務を経て、1966年に退職。 その後元警視総監の秦野章参議院議員の私設秘書となる。 1976年に株式会社エーデル・パレスを設立、伊豆狼煙崎などの開発に取り組むが、バブル崩壊で頓挫する。 1999年、元警察庁中国管区警察局長の保良光彦氏とともに、危機管理会社・日本リスクコントロールを設立。 仕事の依頼はすべて口コミで、宣伝は一切せず、電話番号は非公開、ホームページさえ作ったことがないが、政治家、企業経営者、宗教団体、著名人など、あらゆるところから持ち込まれる相談ごとやトラブルに対処し、解決する知る人ぞ知る最強の「仕事人」。