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アンダークラス


著者:相場英雄/著
価格:1,700円+税
刊行日:2020/11/11

出版社:小学館
ISBN:978-4-09-386597-5
Cコード:0093
[単行本](日本文学、小説・物語)

日本は先進国の地位から転げ落ちた。限られた富は、一部のエリートと特権階級に貪られ、「その他」の国民との間に分断が生まれつつある。一度、下層に落ちれば、二度と這い上がれない――。その恐怖が悲劇を生んだ。



内容紹介

この無間地獄からは誰も逃れられない

秋田県能代市で、老人施設入居者85歳の死体が近隣の水路から発見された。雪荒ぶ現場、容疑者として浮上したのは、施設で働くベトナム人アインである。

外国人技能実習生のアインは、神戸の縫製工場で働きながら、僅かな収入を母国の家族へ送金する日々を送っていた。劣悪な労働条件に耐えかね失踪。列島を転々として東北にたどり着いた。重篤なガンを患っていた入居者に請われて、自殺を幇助したとの自供を始める。

これで解決か……。捜査官らは安堵したが、ひょんなことから捜査に加わった警視庁継続捜査班の田川信一は、死体の「手」に疑いを抱いた。捜査線上にあがったのは、流通業界の覇者として君臨する世界的IT企業サバンナだった――。

誰が下層なのか。決めるのは金か。
いや、人としての矜持だ。
――藻谷浩介(地域エコノミスト)

労働者が死ぬまで働かされる時代を先取りした小説。
――佐藤優(元外務省主任分析官)

日本人はこうしてアジアの「下級国民」になっていく。
――橘玲 (作家)



【編集担当からのおすすめ情報】
多国籍企業来襲、外国人闇労働、国民分断・・・。経済記者出身の著者が社会の最暗部を照らします。シリーズ45万部を超える『震える牛』シリーズ第三弾です!

もくじ

プロローグ
第一章 失踪
第二章 潜行
第三章 錯綜
第四章 深掘り
第五章 汚泥
最終章 斜日
エピローグ