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ラーメン らーめん ラーメンだあ!


著者:一柳雅彦/著
価格:670円+税
刊行日:2020/09/08

出版社:小学館
ISBN:978-4-09-406813-9
Cコード:0193
[文庫](日本文学、小説・物語)

万年窓際社員、38才独身男の生き甲斐はラーメンだけ。ある日、運命のラーメンと出会い、仕事も恋も一変する。居酒屋チェーンの新ラーメン開発に携わることになったが――。解説はdancyu編集長・植野広生氏。



内容紹介

あなたの心を潤すラーメン小説、召し上がれ

うだつのあがらない営業マン、青木義昭は38歳にして独身である。最低限の生活を維持するためだけに会社に通い、リストラもちらつかされている。生き甲斐は一つ、ラーメン食べ歩きだ。

ある日、人目を避けるように佇むお店「おおきた」で、運命の一杯に出会う。スープは限りなく澄み、数切れのメンマと厚みのある炙ったチャーシュ、さらには4種の葱が浮かぶ。純手打ちの中細の麺はしなやかな弾力と、豊かな小麦粉の風味と甘みを感じさせた。

旨い!!! この日を境に恋も仕事も、人生が一変する。青木は、「おおきた」で生まれた縁から、居酒屋チェーンの新ラーメン開発に携わることになったが――。

これまでに9800杯以上のラーメンを食したという「ラヲタ」(ラーメンオタク)の著者が書き上げた本作は、ラーメン小説でありながら、サラリーマン小説でもある。

〈住民票は会社に置くけれど、本籍はラーメンにある。これは相当の覚悟がないとできないことだが、そんなことは億尾にも出さず、淡々と趣味を真っ当する。(略)青木の言動を見ているとそれがサラリーマンの新しいスタイルだと思ってしまうのだ〉――dancyu編集長・植野広生氏(解説)


【編集担当からのおすすめ情報】
本作品でデビューとなる著者は、ビール関連会社の元営業マンでした。講談社「TRYラーメン大賞」の審査員を第1回から12年間務め、「孤高のラーメニスト」の異名を持ちます。自らの舌と足で稼いだラーメン体験が、存分に活かされた極上の一品、どうぞ召し上がってください。