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中公新書

椿井文書―日本最大級の偽文書


著者:馬部隆弘/著
価格:900円+税
刊行日:2020/03

出版社:中央公論新社
ISBN:978-4-12-102584-5
Cコード:1221
[新書](日本歴史)

偽文書はどう作られ、広まるのか。江戸時代に椿井政隆が作成し、近畿一円に流布して、今も影響を与え続ける数百点に及ぶ偽文書の全貌



内容紹介

中世の地図、失われた大伽藍や城の絵図、合戦に参陣した武将のリスト、家系図……。これらは貴重な史料であり、学校教材や市町村史にも活用されてきた。しかし、もしそれが後世の偽文書だったら? しかも、たった一人の人物によって創られたものだとしたら――。椿井政隆(一七七〇~一八三七)が創り、近畿一円に流布し、現在も影響を与え続ける数百点にも及ぶ偽文書。本書はその全貌に迫る衝撃の一冊である。

馬部 隆弘

馬部隆弘(ばべ・たかひろ) 1976年,兵庫県生まれ.1999年,熊本大学文学部卒業.2007年,大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了.博士(文学).枚方市教育委員会,長岡京市教育委員会を経て,現在,大阪大谷大学文学部准教授.専攻は日本中世史・近世史. 著書『楠葉台場跡(史料編)』(財団法人枚方市文化財研究調査会・枚方市教育委員会,2010年),『戦国期細川権力の研究』(吉川弘文館,2018年),『由緒・偽文書と地域社会――北河内を中心に』(勉誠出版,2019年)ほか.