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中公新書

文部科学省 揺らぐ日本の教育と学術

揺らぐ日本の教育と学術

著者:青木栄一/著
価格:900円+税
刊行日:2021/03/23

出版社:中央公論新社
ISBN:978-4-12-102635-4
Cコード:1237
[新書](教育)

過労死ラインを超えて働く教員たち、学術研究の弱体化――。文部科学省の実態を描き、教育や学術をめぐる危機の構造を明らかにする。



内容紹介

文部科学省は2001年に文部省と科学技術庁が統合されて発足した。教育、学術、科学技術を中心に幅広い分野を担当する。本書は、霞ヶ関最小の人員、「三流官庁」と揶揄される理由、キャリア官僚の昇進ルートなど、その素顔を実証的に描く。さらに、ゆとり教育の断念、過労死ラインを超えて働く教員たち、大学入試改革の失敗、学術研究の弱体化など頻発する問題の構造に迫る。財務省との予算折衝に苦しみ、官邸や経産省に振り回される文科省に今何が起きているのか。

青木 栄一

青木栄一 1973年、千葉県生まれ。1996年、東京大学教育学部卒業。2002年、東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。国立教育政策研究所教育政策・評価研究部研究員などを経て、2010年より東北大学大学院教育学研究科准教授。専攻・教育行政学、行政学。著書に『教育行政の政府間関係』(多賀出版、2004、日本教育行政学会学会賞授賞)、『地方分権と教育行政-少人数学級編制の政策過程』(勁草書房、2013、日本教育経営学会学術研究賞受賞)、『復旧・復興へ向かう地域と学校』(編、2015、東洋経済新報社)、『教育の行政・政治・経営』(共著、2019、放送大学教育振興会)、『文部科学省の解剖』(編著、2019、東信堂)、『教育制度を支える教育行政』(編著、2019、ミネルヴァ書房)など。