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100分 de 名著

ボーヴォワール『老い』 2021年7月


著者:上野千鶴子/著
価格:545円+税
刊行日:2021/06/21

出版社:NHK出版
ISBN:978-4-14-223127-0
Cコード:9410
[ムック・その他](哲学)

なぜ老いを自覚することは難しいのか。老人が社会から疎外される理由とは。老いを「文明のスキャンダル」と捉えた画期的著作を読む。



内容紹介

老いは不意にあなたを捉える

見たくない、聞きたくない、考えたくない――。そんな「老い」の実態をあらゆる観点から論じ、従来のステレオタイプを次々と打ち砕いたボーヴォワールの主著。なぜ老いを自覚することは難しいのか。老人が社会から疎外される根本理由とは。キレイゴト抜きに「老い」の実態を暴き、「文明のスキャンダル」と捉え直した著作の真価を、現代日本の状況にも引きつけながらやさしく解説する。

上野 千鶴子

社会学者、東京大学名誉教授。1948年、富山県生まれ。認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)理事長。専門学校、短大、大学、大学院、社会人教育などの高等教育機関で、40年間教育と研究に従事。主な著書に『近代家族の成立と終焉』『家父長制と資本』(ともに岩波現代文庫)、『おひとりさまの老後』(文春文庫)、『おひとりさまの最期』(朝日文庫)、『女ぎらい』(紀伊國屋書店)、『ケアの社会学』(太田出版)など多数。近著の『在宅ひとり死のススメ』(文春新書)では、慣れ親しんだ自宅で幸せな最期を迎える方法を提案している。