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文春文庫

四月になれば彼女は


著者:川村元気/著
価格:680円+税
刊行日:2019/07

出版社:文藝春秋
ISBN:978-4-16-791307-6
Cコード:0193
[文庫](日本文学、小説・物語)

精神科医・藤代に大学時代の恋人から手紙が――失った恋に翻弄される十二か月。『世界から猫が消えたなら』『億男』著者の恋愛小説。



内容紹介

胸をえぐられる、切なさが溢れだす――『世界から猫が消えたなら』『億男』『百花』の著者が描く、究極の恋愛小説。大反響のベストセラーがついに文庫化!音もなく空気が抜けるように、気づけば「恋」が人生から消えている。そんな時僕らはどうすべきか?夢中でページをめくった。――新海誠(アニメーション監督)こんな物騒で厄介な小説を手放しで褒めていいのか、わたしは身を震わせる。――あさのあつこ(作家)4月、精神科医の藤代のもとに、初めての恋人・ハルから手紙が届いた。“天空の鏡”ウユニ塩湖からの手紙には、瑞々しい恋の記憶が書かれていた。だが藤代は1年後に結婚を決めていた。愛しているのかわからない恋人・弥生と。失った恋に翻弄される12か月がはじまる――なぜ、恋も愛も、やがては過ぎ去ってしまうのか。川村元気が挑む、恋愛なき時代における異形の恋愛小説。“あのときのわたしには、自分よりも大切な人がいた。それが、永遠に続くものだと信じていた。”“私たちは愛することをさぼった。面倒くさがった。”“わたしは愛したときに、はじめて愛された。それはまるで、日食のようでした。”解説「失うことの深さ」あさのあつこ