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資本主義の先を予言した 史上最高の経済学者 シュンペーター


著者:名和高司/著
価格:1,900円+税
刊行日:2022/06/17 [ calendar_today Google ] [ calendar_today Yahoo! ]
出版社:日経BP
ISBN:978-4-29600076-0
Cコード:0030
[単行本](社会科学総記)

閉塞感を感じているすべての人は、最高の経済学者「シュンペーター」を知ろう!



内容紹介

新しいことができない、世代交代が起きない、無能な人が出世する……
閉塞感を感じているすべての人は、最高の経済学者「シュンペーター」を知ろう!

スティーブ・ジョブズは「iPhoneを作ったことがすごい」と言われがちです。でもそれは間違いです。本当にすごいのは「iPhoneを世界に広めたこと」です。
iPhoneに似たものは当時かなりありました。ジョブズの真骨頂は、「すでにある似たようなものを組み合わせ、それにより人々の生活を変えたこと」です。ただ製品を思いつくだけではなく、その先にいる人々――しかも世界中の人々――に「思わず使わせたくなる製品を作り、きちんと届ける販路を作り、もちろん原料の調達も可能にしたこと」ことがすごいのです。これは、シュンペーターのいう「イノベーション」理論を体現しています。

シュンペーターは「イノベーションの父」と呼ばれています。
今から約100年前、シュンペーターが29歳の時に、「イノベーション」という概念を初めて世に問うたことは知っていましたか。
シュンペーターの理論は、現代に働くみなさんが知っておいた方がいいことばかりです。
たとえば、シュンペーターは「アイディアなんてただのゴミ」だといいます。そんなものより、ジョブズのiPhoneのように「すでにあるものを組み合わせること」の方が大切だとしています。これは、松下幸之助の得意技でもあります。その方が大きなものが生み出せます。
ほかにも、「変革は外から起こるのはなく、内からしか起こらない」「景気の波は繰り返し起こる」「受け身な人間はただの快楽的な人間」「資本主義は終焉を迎える」など、さまざまな理論を残しています。

シュンペーターの理論は、常に前を向き、停滞している現状を破壊できる力があります。「優れた理論は、何にでも応用ができる」といいますが、まさにシュンペーターの理論はそれです。
 シュンペーターが特に経営者に人気があり、現代も生き生きしているのは、現代で、まさに「使える」理論だからです。ぜひ、経済学の基本とも言えるシュンペーター理論を知りましょう!

もくじ

第1章 シュンペーターの思想を知る
ゼロから1を生むだけのスタートアップなんて意味がない
不況は絶好の機会
なぜマルクスには人気があるのか
第2章 シュンペーターは何者か
技術革新よりも、新しい販路を開拓した方が大きな流れを生むときもある
第3章 シュンペーターの思想の本質
★創造にとっていちばん大切なのは、破壊ではなく「組み換え」
★リスクを避けて現状を維持することが、最大のリスク
★ジョブスの真骨頂は、ゼロからの創造をしなかったこと
ただの「右肩上がり」を目指すのは凡庸な経営者
第4章 イノベーションのカギは「新結合」
★技術革新よりも、新しい販路を開拓した方がすごいときがある
★これまでの産業革命はすべて「新結合」の結果
ただ「ジョブ型」にするだけだと、優秀な人材は会社を辞めてしまう
第5章 アントレプレナーになろう!
イノベーションを起こせる人間は、反抗できる人間である
「Day 1」を忘れない
失敗することよりも、真剣でないことを恐れろ
第6章 信用を忘れてはいけない
現在価値ばかり見ていると、本当のイノベーションは育たない
イノベーションに必要な投資は人件費だが、現代の会計ではコスト計上扱いされてしまう
第7章 時代の波を読む
計画は必要ない、必要なのは短期と長期の景気の波を分かっていること
第8章 資本主義のあとに
資本主義の「成熟」とは、実は衰退のことでしかない
資本主義を食いつぶすのは大企業
「脱成長」は魅力的だが、本当に問題を解決するのか?
最終章 もしシュンペーターが現代日本に現れたら
日本でイノベーションが起こらないのは、経営者のせいである
大切なのは「内なる声」「努力」「情熱」
若さとは年齢ではなく、精神の若さのことである

名和 高司

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