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奇跡のバックホーム


著者:横田慎太郎/著
価格:1,400円+税
刊行日:2021/05/12

出版社:幻冬舎
ISBN:978-4-344-03784-7
Cコード:0095
[単行本](日本文学、評論、随筆、その他)


内容紹介

22歳で脳腫瘍の宣告。
18時間に及ぶ大手術、2年間の闘病とリハビリ、回復しない視力、24歳での引退、1096日ぶりの試合――
最後に希望が待っていた。


2019年に脳腫瘍の後遺症に伴う視力低下に苦しみ24歳で引退した阪神タイガース・横田慎太郎の自伝的エッセイ。
抜群の身体能力で将来を嘱望された横田は、22歳で脳腫瘍の診断を受ける。
18時間の手術と長い闘病、リハビリの末復帰するも、視力は回復しなかった。
2019年9月26日の引退試合、プロ野球人生最後のプレーで見せた捕殺「奇跡のバックホーム」のエピソードを軸に、脳腫瘍の手術と闘病、家族の支えや横田の見据える未来、同じ病気と闘う子どもたちへのエールなどを綴る。

【もくじ】
序章 神様が演出したバックホーム

第1章 野球のことは忘れてください
発端は原因不明の頭痛/どうしておれが病気に……/神経には傷一本つけないでください/18時間の大手術/何も見えない ほか

第2章 遠かった甲子園
「勉強しなさい」と言わなかった両親/憧れの鹿児島実業に入学/1年生で4番に抜擢/最後の夏、県大会決勝、9回裏/まさかの阪神2位指名 ほか

第3章 一軍を目指して
背番号は桧山さんの「24」/天然でいじられキャラ/掛布さんのマンツーマン指導/雑になったこと。それが二軍落ちの原因/開幕スタメン/一軍失格 ほか

第4章 闘病
病室で寝泊まりしながら看病してくれた母/想像を絶する苦しさだった抗がん剤と放射線の治療/丸刈りにしてきた父に号泣/「24番をあけて待ってる」/金本監督や掛布さんの見舞い/僕にはもう一度プレーする義務がある ほか

第5章 復活を信じてもがいた2年間
育成契約で背番号「124」に/矢野監督の言葉とファンの温かさ/目の状態だけが回復しなかった/今年でやめます ほか

第6章 奇跡のバックホーム
異例の引退試合プロ6年間のベストプレー/とっさに言葉がわいてきた最後のあいさつ/タイガースに入団してよかった/ファンが後押ししてくれたバックホーム/最後に伝えたいこと ほか

終章 新たなプレイボール

横田 慎太郎

1995年、東京都生まれ。3歳で鹿児島県に引越す。横⽥真之(元ロッテほか)を⽗に持ち、⿅児島実業高校では中⼼選⼿として活躍。2013年ドラフト2位で阪神に⼊団。1、2年⽬はファームで経験を積み、3年⽬の2016年の開幕戦にスタメン出場。しかし定着とはならず、翌2017年はさらなる⾶躍を⽬指したが、原因不明の頭痛が続いたため2⽉に精密検査を受け、脳腫瘍と診断された。2018年からは育成契約に移⾏し復帰を⽬指したがかなわず、2019年9⽉に現役引退を発表。引退試合で見せた「奇跡のバックホーム」が話題となった。現在は鹿児島を拠点に、講演、病院訪問、YouTubeなど幅広く活動している