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英語発音の指導 基礎知識からわかりやすい指導法・使いやすい矯正方法まで


著者:有本純/著 河内山真理/著 佐伯林規江/著 中西のりこ/著 山本誠子/著
価格:1,800円+税
刊行日:2021/01/15

出版社:三修社
ISBN:978-4-384-05952-6
Cコード:1082
[単行本](英米語)

英語の発音をどう教えたらいい?日本人学習者に必要な指導ポイントを詳解。多くの先生方の声からこの発音指導書が誕生しました。



内容紹介

英語の発音をどう教えたらいい?
日本人学習者に必要な指導ポイントを詳解

文法指導が苦手という中学・高校の英語教師は少ないのに、発音指導は敬遠される方が多いのはなぜでしょうか。コミュニケーション能力を養成することが求められる今日の英語授業においても、様々なアクティビティでは発音にはほとんど注意を払わずに行われている現状があります。また、小学校の英語活動は音声中心で、児童にモデルを示すことは日本人教師にとって大切なことなのですが、先生方はなかなか自分の発音に自信が持てずにいるようです。このような現状を踏まえ、具体的な発音指導の方法を知りたいという多くの先生方の声からこの発音指導書が誕生しました。

英語活動を実施している小学校教師、中学校・高等学校の英語教師、および教職課程を履修する大学生、英語教育専攻の大学院生などを対象に、英語発音の基礎知識とその指導方法についてコンパクトにまとめています。

通読することも、必要な項目をだけを読む事典的な利用法も可能なように、各項目は見開きで完結するよう構成するとともに、項目間でクロス検索できるよう工夫しています。教室で遭遇するであろう、矯正が必要な音声についても例を挙げ、指導に役立てられるような記述を心がけました。練習用素材は、中学校検定教科書で多く取り上げられている内容語を用いています。できるだけ発音の地域差が少ない語を厳選し、基本的に米語発音を示しました。また、英語の音声・発音の様々な知識をコラムで紹介しています。

英語でのコミュニケーション能力を発揮するために欠かせない、発音の指導に役立つ一冊です。

もくじ

第1章 発音指導の問題点
 1. 発音指導の現状
 2. 発音指導力の3要素
 3. 教職課程の不備
 4. 現職研修の不足
 5. 発音教本の問題
 6. 新しい指導書の必要性
 7. 指導法の検証
 *英語音声学を学んだ方への解説
第2章 強勢・リズムの指導
 2-1 語強勢
 2-2 文強勢
 2-3 リズム
 *強勢とリズム(まとめ)
第3章 イントネーションの指導
 3-1 下降調
 3-2 上昇調
 3-3 上昇+下降調
 3-4 下降+上昇調
 3-5 その他の音調
 *用語の解説
 *イントネーションの表記
第4章 音声変化の指導
 4-1 連結
 4-2 脱落
 4-3 弱化 
 4-4 同化
 *音声変化(まとめ)
第5章 母音の指導
 5-1 前舌母音
 5-2 後舌母音
 5-3 中舌母音
 5-4 二重母音
 *母音図
 *母音の記号についての解説
第6章 子音の指導
 6-1 破裂音
 6-2 摩擦音
 6-3 破擦音
 6-4 鼻音
 6-5 側音:2種類の/l/ 
 6-6 接近音
 6-7 子音群
 *子音(補足)
付録1 | 日本人学習者のありがちな発音
付録2 | お勧めアプリの紹介
付録3 | 誤り発音について

有本 純

関西国際大学国際コミュニケーション学部教授 神戸市外国語大学大学院修了、文学修士(英語学)。リーズ大学大学院に在外研究員として留学(音声科学)。専門は英語音声学、英語教育。『ジーニアス英和大辞典』(2000年、大修館書店)では発音校閲を担当。

河内山 真理

関西国際大学国際コミュニケーション学部教授 神戸市外国語大学大学院修士課程修了、兵庫県公立学校教員を経て現職。修士(英語学)。専門は英語教育、音声指導。

佐伯 林規江

同志社女子大学学芸学部国際教養学科教授 南イリノイ大学大学院修了、ハーバード大学大学院修了。MA (Linguistics)、MEd (Education)。専門は英語音声学、英語教育、異文化コミュニケーション。

中西 のりこ

神戸学院大学グローバル・コミュニケーション学部教授 専門は英語コミュニケーション、英語音声学。『ウィズダム英和辞典 第4版』(2019年、三省堂)では発音の執筆・校閲を担当。

山本 誠子

神戸学院大学経営学部准教授 神戸市外国語大学大学院修士課程修了、文学修士(英語学)。専門は音声学、英語発音教育。