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空洞のなかみ


著者:松重豊/著
価格:1,500円+税
刊行日:2020/10/24

出版社:毎日新聞出版
ISBN:978-4-620-32646-7
Cコード:0095
[単行本](日本文学、評論、随筆、その他)

物書き松重豊、誕生!軽妙洒脱な筆致で描かれる演者の心象風景。連作短編小説12編+エッセイ25編を収録。



内容紹介

物書き松重豊、誕生!
軽妙洒脱な筆致で描かれる演者の心象風景。
連作短編小説12編+エッセイ25編を収録。

『孤独のグルメ』『ヒキタさん!ご懐妊ですよ』『きょうの猫村さん』などさまざまな映画、ドラマで注目を集める著者の初の書籍。書き下ろし連作短編小説「愚者譫言(ぐしゃのうわごと)」と週刊誌「サンデー毎日」の連載エッセイ「演者戯言(えんじゃのざれごと)」の2種を収録。演者だからこそ描くことができた心象風景を、独自の軽妙洒脱な筆致で表現。「サンデー毎日」連載時から人気を呼んだ旭川在住のイラストレーターあべみちこによるイラストが彩りを添える。

「あ、そや、空っぽとな、無、ちゅうのは違うもんなんやで」
そう言って老人は烏丸御池のバス停で降りて行った。
二つの言葉がぐるぐる回る。
あの日からか、自分の仕事が分からなくなった。
         (『愚者譫言』プロローグ 「バスの中」より)