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機能獲得の進化史

化石に見る「眼・顎・翼・あし」の誕生

著者:土屋健/著 群馬県立自然史博物館/監修 かわさきしゅんいち/イラスト 藤井康文/イラスト
価格:3,200円+税
刊行日:2021/08/11

出版社:みすず書房
ISBN:978-4-622-09029-8
Cコード:0040
[単行本](自然科学総記)

最初に「眼」や「あし」などの機能を獲得したのはどのような生物だったのか? 40点超のイラストと共に進化史上の転換点に迫る。


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内容紹介

生命史において、最初に「眼」や「顎」を、「あし」や「翼」などの機能を獲得したのはどのような生物だったのだろう。そしてその始点に、化石記録によってどこまで迫ることができるのだろうか。
新たな機能を獲得した種の出現によって、その生態系での生存のルールが一変することがある。たとえば約6億年前には、眼も手足もない生物たちが海で暮らしていた。しかしひとたび眼を持つ生物が出現すると、生態系が激変した。弱肉強食の世界に変わったのだ。
その後も、たとえばあしを転用することで陸上生態系への進出が、乾燥に耐えうる卵を生むことで完全な陸上生活が可能になった。巣を作ることで、生存の難しい地域に進出できるようにもなった。
飛行能力、暗視能力、反響定位能力。新たな生存のルールのもとで、生物は次々に新たな機能を獲得していき――そして現在、生物は地球上の至るところにはびこっている。44点の古生物イラストとともに、6億年の生命史に転換点をもたらした生物たちに迫る書。

もくじ

はじめに

第1章 攻撃と防御

第2章 遠隔検知

第3章 あし

第4章 飛行

第5章 愛情

おわりに

もっと詳しく知りたい読者のための参考資料
索引

土屋健

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2003年、金沢大学大学院自然科学研究科修士課程修了。科学雑誌『Newton』の編集記者、部長代理を経て、現在、オフィス ジオパレオント代表、サイエンスライター。日本古生物学会会員、日本地質学会会員、日本文藝家協会会員。専門は地質学、古生物学。近著に、『恐竜・古生物に聞く第6の大絶滅 君たち(人類)はどう生きる?』(イースト・プレス、2021)、『ゼロから楽しむ古生物 姿かたちの移り変わり』『地球生命 水際の興亡史』(ともに技術評論社、2021)など。ほか、著書・監修書多数。2019年、日本古生物学会貢献賞を受賞。

群馬県立自然史博物館

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1996年、富岡製糸場で有名な群馬県富岡市に開館。地球と生命の歴史、群馬県の豊かな自然を紹介する「見て・触れて・発見できる」博物館。常設展には、全長15mのカマラサウルスの実物骨格やブラキオサウルスの全身骨格、ティランノサウルスの実物大ロボット、トリケラトプスの産状復元と全身骨格などの恐竜をはじめ、三葉虫の進化系統樹や大型ウミサソリ、皮膚の印象とサメの噛み跡が残ったヒゲクジラ類化石やヤベオオツノジカの全身骨格などを展示。そのほか、群馬県の豊かな自然を再現したブナ林などのジオラマ、ダーウィン直筆の手紙、アウストラロピテクスなど化石人類のジオラマなどが並ぶ。企画展、特別展を各シーズンで開催。

かわさきしゅんいち

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1990年、大阪府生まれ。一般企業に就職後、独立。現在、絵本作家、動物画家、漫画家。生物多様性の面白さを伝えるため、時代や分類問わず生き物の目線や人とのつながりを描く。著書に絵本『うみがめぐり』(仮説社、2017年)がある。また、『アノマロカリス解体新書』(ブックマン社、2020)『地球生命 水際の興亡史(生物ミステリー プロ)』(技術評論社、2021)などに線画や水彩画を提供。本書の装画、第1章、第2章、第4章、コラムと、第3章のエオラプトルのイラストを制作。情報発信はTwitter: @nupotsu104より。

藤井康文

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1949年、山口県生まれ。1972年、立教大学経済学部卒業。広告代理店、制作会社を経て、1980年代から現在まで古生物復原画家として活躍。著書に『藤井康文 恐竜画集』(日販アイ・ピー・エス、2019)がある。また、『本格イラスト事典 恐竜』(スタジオタッククリエイティブ、2021)、『恐竜(学研の図鑑LIVE)』(学研、2014)、『小学館の図鑑NEO 恐竜』(小学館、2002)など、多数の書籍・雑誌にイラストを提供。本書の第5章と、第3章のエオラプトル以外のイラストを制作。

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