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暗き世に爆ぜ 俳句的日常

俳句的日常

著者:小沢信男/著
価格:3,200円+税
刊行日:2021/08/11

出版社:みすず書房
ISBN:978-4-622-09031-1
Cコード:0095
[単行本](日本文学、評論、随筆、その他)

俳句・川柳で世語り、街歩き—東日本大震災からコロナ禍まで、世相と軽やかに切り結びつつ綴り残したエッセイ。絶筆「花吹雪」収録。


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内容紹介

「俳句は今の今がいのち、ではあるまいか。写生句にせよ回想句にせよ、さながら眼前に気配を伴えばこそ。柿食えば法隆寺の鐘が身近に響くようだし、雪降れば明治がはるかに遠くなるではないですか」
「芭蕉このかたこんにちまであまたの先達各位の句集などから、おりおりにこころ惹かれる句々を手控えておこう。そうして日々の思案や感慨の、引きだし役やまとめ役になっていただくのはどうだろう。(…)月々の季節の移ろいにつれて、または継起する天下の出来事に目をみはりつつ、あちらの先達やこちらの知友の名吟佳吟と、いささか勝手ながらおつきあいいただいて三々五々、連れ立って歩いていこう。そこで題して〈賛々語々〉」

俳句で世語り、街歩き——「賛々語々」ほか東日本大震災からコロナ禍の現在まで、世相と軽やかに切り結びつつ著者が綴り残した珠玉のエッセイ。絶筆「花吹雪」収録。

もくじ


非暴力の潮 3・11と私
わが俳句的日常
賛々語々 二〇一六
賛々語々 二〇一七
賛々語々 二〇一八
賛々語々 二〇一九
賛々語々 二〇二〇
賛々語々 二〇二一

II
春は花見か?
俳句を歩く 鰹篇
ビールと俳句と 明治より平成まで
ソース焼きそば 烏森縁日回想
妻と歩く
俳句でありがとう

III
江戸切絵図で歩く
私説東京七富士塚
上野 むかしを偲ぶ坂めぐり
昭和四十年代、町名変更という大事件
銀座八丁目の風
新橋いまむかし

IV
『アメリカ様』今昔
そのころと、唯今と 運動族の命運
汚い原稿の美しさ
『遠い城』を眺めて
津野海太郎と新日本文学会
回想・神田貞三と私
池内さんとゲーテさん
東京の人・坪内祐三
花吹雪 「賛々語々」遺稿

編集付記

小沢信男

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1927年、東京都芝区(現・港区)新橋に生まれる。作家。日本大学芸術学部卒業。著書『わが忘れなば』(晶文社1965)『若きマチュウの悩み』(創樹社1973)『東京の人に送る恋文』(晶文社 1975)『犯罪専科』(東邦出版社1978/河出文庫1985)『犯罪紳士録』(筑摩書房1980/ちくま文庫1990)『いま・むかし東京逍遥』(晶文社1983)『書生と車夫の東京』(作品社1986)『東京百景』(河出書房新社1989)『あの人と歩く東京』(筑摩書房1993)『全句集 んの字』(大日本印刷ICC本部2000)『裸の大将一代記』(筑摩書房2000/ちくま文庫2008/桑原武夫学芸賞)『悲願千人斬の女』(筑摩書房2004)『通り過ぎた人々』(みすず書房2007)『東京骨灰紀行』(筑摩書房2009/ちくま文庫2012)『本の立ち話』(西田書店2012)『捨身なひと』(晶文社2013)『俳句世がたり』(岩波新書2016)『私のつづりかた』(筑摩書房2017)『ぼくの東京全集』(ちくま文庫2017)ほか。2021年3月3日死去。

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