(Giorgio Agamben) 1942年ローマ生まれ。ヴェネツィア建築大学教授を務めたのち、現在はズヴィッツェラ・イタリアーナ大学メンドリジオ建築アカデミーで教えている。主要著書に《ホモ・サケル》シリーズのほか、『中味のない人間』(1970)『スタンツェ』(1977)『幼児期と歴史』(1980)『言葉と死』(1982)『到来する共同体』(1990)『目的なき手段』(邦訳『人権のかなたに』1995)『残りの時』(2000)『涜神』(2005)『イタリア的カテゴリー』(2010)など。
1941年兵庫県尼崎市に生まれる。1968年、東京大学大学院社会学研究科(国際関係論)修士課程修了。東京外国語大学名誉教授。学問論・思想史専攻。著書『ヴィーコの懐疑』(みすず書房、1988)『バロック人ヴィーコ』(同、1998)『歴史家と母たち——カルロ・ギンズブルグ論』(未來社、1994)『グラムシ 獄舎の思想』(青土社、2005)『現代イタリアの思想をよむ——〔増補新版〕クリオの手鏡』(平凡社、2009)『ヴィーコ——学問の起源へ』(中公新書、2009)『ヴィーコ論集成』(同、2017)ほか。訳書 アガンベン『アウシュヴィッツの残りのもの』(共訳、月曜社、2001)『瀆神』(共訳、月曜社、2005)『残りの時 パウロ講義』(岩波書店、2005)『幼児期と歴史』(岩波書店、2007)『例外状態』(共訳、未來社、2007)『言葉と死』(筑摩書房、2009)『いと高き貧しさ——修道院規則と生の形式』(共訳、みすず書房、2014)『身体の使用——脱構成的可能態の理論のために』(みすず書房、2016)『哲学とはなにか』(みすず書房、2017、第3回須賀敦子翻訳賞受賞)ほか多数。