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アイヌの祈り


著者:堀内昭彦/著・写真
価格:3,000円+税
刊行日:2020/08/07

出版社:求龍堂
ISBN:978-4-7630-2018-5
Cコード:0072
[単行本](写真・工芸)

カムイとアイヌ?知られざる秘儀の写真



内容紹介

今、全世界からアイヌ民族、先住民族は注目されている。
今年、初めての国立アイヌ民族博物館を敷地内に創設するウポポイ(民族共生象徴空間)が北海道・白老に開業する。
本書は、各地でアイヌ文化を守る方々のサポートを受けて編集された。
写真家・堀内昭彦が北海道をくまなく巡り、大自然の中でカムイに祈りと舞を捧げる姿を捉えた写真で構成。
寄稿はウポポイ創設を地元白老で担う旧アイヌ民族博物館館長・野本正博、平取町二風谷でアイヌ伝統工芸を今に伝える関根真紀、阿寒シアター〈イコロ〉でアイヌの古式舞踊を新たなデジタル表現とともに発信する「ロストカムイ」舞台監督・床州生。
現代においてアイヌ文化を守るため、懸命に生きるアイヌの真の姿を伝える。

もくじ

Ⅰ ウポポ リムセ 歌と踊り
・ク リムセ 弓の舞
・フッタレチュイ 黒髪の踊り
・エムシ リムセ 剣の舞
・サロルン リムセ 鶴の舞
Ⅱ カムイノミ 神への祈り
Ⅲ シンヌラッパ イチャルパ 先祖供養
Ⅳ カラ 作る
・イナウケ 木幣をつくる
・アットゥシ 伝統織物
・イタを彫る 伝統木彫
Ⅴ トーラサンペ カムイ ノミ
・松明行進

○場面解説

○寄稿
・何気ない暮らしの中のアイヌプリ 関根真紀(アイヌ工芸作家)
・「阿寒ユーカラ『ロストカムイ』」からのメッセージ 床州生(アイヌ工芸作家/阿寒アイヌ工芸組合理事/『ロストカムイ』舞台監督)
・土地の記憶を「ウポポイ」に継ぐ 野本正博 (旧アイヌ民族博物館館長)

・あとがき
堀内昭彦
○アイヌイタク アイヌ語
○北海道のアイヌ関連施設

堀内昭彦

兵庫県西宮市生まれ。1991年、東京から北海道へ移住。2009年から奈良と北海道の二拠点で撮影をつづける。「日本の原風景」をテーマとし、奈良をはじめ古都の風景や、北海道の雄大なありのままの自然の風景など、いにしえからかわることのない神秘的な景色を撮影し続けてきた。一方、ヨーロッパの田舎を取材したことをきっかけに、クラッシックの作曲家の足跡をたどる写真なども手がける。音楽への興味は国内にも向かい、邦楽の源流を探る旅を通じて撮影した写真の発表により、日本文化の素晴らしさを発信し続けている。近年、ライフワークとして「日本の聖地や祈り」をテーマに撮影をはじめ、アイヌ民族の文化と出会う。既刊本として「カムイの世界: 語り継がれるアイヌの心」(新潮社)、「ブラームス音楽の森へ」「ショパンの世界へ」(世界文化社)、おとなの奈良「絶景を旅する」「心を澄ます旅」(淡交社)、「ショパン紀行」(東京書籍)、「ショパン紀行」(東京書籍)、「トロールの森から」(TBSブリタニカ)など。