アニメ建築 傑作背景美術の制作プロセス
傑作背景美術の制作プロセス
著者:シュテファン・リーケルス/著 和田侑子/翻訳
価格:3,000円+税
刊行日:2021/04/08
出版社:グラフィック社
ISBN:978-4-7661-3434-6
Cコード:0071
[単行本](絵画・彫刻)
AKIRAやエヴァなど、名作の近未来的背景美術を大研究
内容紹介
ドイツのアート・キュレーターでありアニメ研究者でもある著者が、アナログからデジタルへ制作プロセスが移行する過渡期に制作された日本の名作アニメ映画の背景美術について紹介。
ロケハン写真、レイアウト、イメージボード、背景画、セル画、本編キャプチャなど、多くの図版を掲載し、そこに描かれる異世界の建築群や巨大都市を読み解いていく。
もくじ
AKIRA(1988)
機動警察パトレイバー 劇場版(1989)
機動警察パトレイバー2 the Movie(1993)
GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊(1995)
メトロポリス(2001)
イノセンス(2004)
鉄コン筋クリート(2006)
ヱヴァンゲリヲン新劇場版(2007, 2009)
ベルリンを拠点に活動するキュレーター。
ベルリンにあるフンボルト大学とベルリン工科大学で、文化研究とオーディオ・コミュニケーション科学の修士号を取得。
文化庁メディア芸術祭ドルトムント展の芸術監督を務め、2011年から2013年まで巡回した「プロトアニメカット」展のキュレーションを担当。
また、2010年国際電子芸術シンポジウムのプログラム・ディレクターと、ベルリンで開催されたトランスメディアーレ芸術・デジタル文化フェスティバルの展覧会のキュレーションを担当し、ベルリンにある「Les Jardins des Pilotes」の副会長も務めている。
富山県生まれ。早稲田大学社会科学部卒業。翻訳家。
マイクロ出版社/編集ユニット、ferment booksを運営。
『フードペアリング大全』(グラフィック社)、『ビールでブルックリンを変えた男』(DU BOOKS)、『サンダー・キャッツの発酵教室』(ferment books)、などの翻訳書籍、「Web料理通信」などウェブ媒体の翻訳を手がける。
編著書に『発酵はおいしい!』(PIE International)がある。