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ヨシキ×ホークのファッキン・ムービー・トーク!


著者:高橋ヨシキ/著 てらさわホーク/著
価格:1,700円+税
刊行日:2020/08

出版社:イースト・プレス
ISBN:978-4-7816-1904-0
Cコード:0074
[単行本](演劇・映画)

すべての映画は政治的だ!



内容紹介

すべての映画は政治的だ!ディストピア化する世の中にファック・オフ!ガラパゴス化する邦画市場、終わらない80’sリバイバル、不毛なポリティカル・コレクトネス論争、世界を埋め尽くすディズニー帝国の覇権、ファンダムの肥大と映画批評の行方……今、映画にある危機を語る。『映画秘宝』二代目編集長・田野辺尚人氏との鼎談を収録。

もくじ

はじめに

第一章 ガラパゴス化する日本の現在地
  日本ではロケができない?
  身内/よそ者で区切る鎖国意識
  若者の「洋画離れ」ではなく、「金離れ」
  日本人の自我が、風景まで拡張している?
  『全裸監督』で描かれた「架空」の歌舞伎町
  日本の悪い面を描くと国辱映画?
  日本映画からリアリティが欠如してきている?
  日本のIPは流出している?
  「世界中で公開」という宣伝文句の実態
  作品の評価軸が「情緒」になっている?

第二章 終わらない「80’sリバイバル」と「ノスタルジー消費」
  量産される80年代作品の「リバイバル」「続編」
  スピルバーグが掘り当てた鉱脈「郊外映画」とその影響
  ファミリー向けを装いつつ、実は大人買い狙い?
  “ダサい”80年代カルチャーは漂白されている?
  「エアロビ映画」を思い出せ!
  トム・クルーズ、若作りしすぎ問題
  歴史修正主義としての『バック・トゥ・ザ・フューチャー』
  興行収入ランキングで振り返る80年代映画

第三章 「アンチ・ポリティカル・コレクトネス」の不毛な議論に終止符を
  「ポリコレ」警察VS「アンチ・ポリコレ」派の実情
  PCの起源は「言い換え」運動から
  ハリウッドにおけるキャスティング考
  「ショック・バリュー」の意味を知れ!
  「被害者しぐさ」に隠された、屈服させたい欲
  「#MeToo」運動に行き過ぎはない
  映画祭について回る政治色

第四章 世界がディズニファイされていく
ディズニーの席巻はいつからか?
  資本主義が当たり前、映画が製品となった世界
  マーチャンダイジングで埋め尽くされる
  ジョン・ラセターに漂う仄暗さ
  挑戦を忘れたディズニーの危機
  ディズニーランドのやりがい搾取
  プッシーとジャンキーの関係に?
  「パブロフの犬」状態になった観客

第五章 映画批評に未来はあるか
  『ジョーカー』も『ダークナイト』も、自称ジョーカー?
  子どものころに触れた映画評論
  「後追い世代」じゃいけないか?
  伝説の『悪趣味洋画劇場』ができるまで
  「映画秘宝」が掲げた編集方針
  ヨシキ、ホークが「映画秘宝」に参加するまで
  「秘宝系」という括りについて
  「映画批評」のゆくえとは?

おわりに

高橋ヨシキ

高橋ヨシキ(たかはし・よしき) 1969年生まれ。映画ライター、アートディレクター、デザイナー、サタニスト。雑誌『映画秘宝』(双葉社)でアートディレクター、ライターを務めるほか、映画ポスター及びDVDのジャケットデザイン、翻訳、映画監督、脚本など多彩なフィールドで活躍している。 著書に『高橋ヨシキのサタニック人生相談』『高橋ヨシキのシネマストリップ』『高橋ヨシキのシネマストリップ 戦慄のディストピア編』(すべてスモール出版)、『暗黒ディズニー入門』(コア新書)、『スター・ウォーズ 禁断の真実』 (洋泉社新書y)などがある。

てらさわホーク

てらさわホーク 1973年生まれ、映画ライター。アメコミ映画を中心に雑誌『映画秘宝』(双葉社)などに執筆。著書に『マーベル映画究極批評』(イースト・プレス)、『シュワルツェネッガー主義』(洋泉社)、共著に『アメコミ映画40年戦記』(洋泉社)、『映画のディストピア』(寺沢孝秀名義、洋泉社)などがある。