genkai-shobo.jp

あかるい死にかた


著者:木内みどり/著
価格:1,700円+税
刊行日:2020/11/05

出版社:集英社インターナショナル
ISBN:978-4-7976-7391-3
Cコード:0095
[単行本](日本文学、評論、随筆、その他)

最期まで自分らしくありたい。死を意識しながら自由に生きた俳優木内みどりの明るい死生観を、自身のエッセイやイラストで描き出す。



内容紹介

「死にそうになったら延命治療なし 人工呼吸× 死んだら読経、戒名なし」という遺言を東日本大震災の年にしたためていた女優・木内みどり。
2011年3月11日以降、彼女はそれまでとはがらりと生きかたを変え、政治・社会活動に積極的に参加し、脱原発や反戦運動などに奔走した。常に死を意識して、生きているうちにやれるだけのことを、と世界と日常を見つめ、日々発見をし、学習し、発信する。出張先で亡くなる直前まで元気に自らの思いを表現していた。
最期も自分らしくありたいからと、亡くなる1年前には散骨の場所を見つけている。
そんな彼女のあかるい死生観を、遺されたエッセイや、絵、お別れのために開催された「木内みどりさんを語りあう会」の様子から紡ぎだす。

・80年代に書かれた珠玉のエッセイを掲載
・マガジン9の連載「木内みどりの『発熱中!』」から死生観がにじむ文章を抜粋
・ひとりで制作したWebラジオ「木内みどりの小さなラジオ」の一部を文字起こし
・話題になった自費出版書籍『私にも絵が描けた! コーチはTwitter』の一部の絵と文章をカラーページに掲載
・「木内みどりさんを語りあう会」での坂本龍一さん、岩井俊二監督、桃井かおりさんの言葉
・残された家族の思いを綴った文章も掲載

【目次より】

木内みどりの遺言状

第一章 大きな力に生かされている喜び
少女の日が帰ってくる夏 水玉模様の水着
遊びと仕事はくっついていたり重なったりしていてほしい
胎内のヒトとのやさしい時間“朝日の、あ"
母の柩に入れた二つのゆで卵

第二章 命あるかぎり、できることを精一杯
マガジン9 「木内みどりの『発熱中!』」より
「木内みどりの小さなラジオ」より
『私にも絵が描けた! コーチはTwitter』より
最後の場所

第三章 あかるい別れかた
木内みどりさんへ――「木内みどりさんを語りあう会」より

【プロフィール】
木内みどり(きうち みどり)女優。1950年、愛知県生まれ。1965年劇団四季に入団。多数のドラマ、映画に出演。コミカルなキャラクターから重厚感あふれる役柄まで幅広く演じている。東日本大震災以降、脱原発集会の司会なども行い、積極的に社会・政治問題に関わっていく。2014年からWebサイト「マガジン9」にて『木内みどりの「発熱中!」』を連載。2017年、Twitterに毎日絵をアップしつづけ、18年、書籍『私にも絵が描けた! コーチはTwitter』として出版。2018年からWebラジオ「木内みどりの小さなラジオ」にて番組をひとりで制作、公開。2019年11月逝去。著書に『指差し確認』(鎌倉書房)、『私にも絵が描けた! コーチはTwitter』(小さなラジオ局出版部)、『またね。木内みどりの「発熱中!」』(岩波書店)がある。