genkai-shobo.jp

デジタルなのに なぜ音が変わるのか? 良い音で聴くための デジタルオーディオ作法


著者:大槻英樹/著
価格:1,500円+税
刊行日:2020/04/18

出版社:秀和システム
ISBN:978-4-7980-6133-7
Cコード:0073
[単行本](音楽・舞踊)

最近はやりのデジタル音楽。間違った噂話や隠された真実の話がたくさんあります。良い音で聴くために科学的にすっきり解決する本です



内容紹介

“ビットパーフェクト”
本当にしていますか?
音楽をデジタルで聴くための新常識

音圧戦争、原波形復元、偽ハイレゾ、DAC、ジッター、
今までずっと信じていたことは非常識だった。
もうオーディオ都市伝説に騙されない。

もくじ

●1章 ハイレゾとデジタルオーディオ
1  デジタル音楽とハイレゾにいたる道
2  ハイレゾ時代に活躍する「DAP」進化する「DAC」
3  本当にCDではなくハイレゾを買うべきか?
4  PCMの原理を理解しないとハイレゾの真実はわからない
5  ハイサンプリングの効果は音色波形の再現性向上?
6  ハイビットの効果はサンプリング定理近似限界突破?
7  期待のハイレゾ「DSD」はPCMより良い音なのか?
8  DACは本当に「原波形復元」できているのか?
9  「CDではなくハイレゾを買うべき」それはウソ?
10  ハイレゾの効果を確かめるにはどうすればよい?
11  「音圧戦争」波形が潰れていても良い音なのか?
12  DSDは潰れてしまう
13  オーディオ用語の誤解と混乱、まぎらわしい宣伝文句
14  「ハイレゾ対応電源ケーブル」は何に対応しているのか?

●2章 ディスクのファイル化
1  膨大な音源資産「音楽CD」
2  エラーなく終了してもビットパーフェクトとは限らない「リッピング」
3  音楽CDのデータ構造
4  無視してよい「フレームエラー」
5  細心にケアすべき「リードエラー」
6  気をつけようがない「光学ドライブ」
7  ドライブをがんばらせる「セキュアリッパー」
8  リッピング結果を世界中で共有する「チェックサムDB照合サービス」
9  音楽CDのトラック構造
10  「プリギャップ」のゆくえ
11  読まないと損する「HTOA」
12  ドライブもディスクもズレている
13  ズレてるとヤバいチェックサム照合
14  ビットパーフェクトにリッピングするには
15  補間と付き合う

●3章 ビットパーフェクト再生とデジタル音質
1  そのソフトウェアではビットパーフェクトにならない?
2  ウィンドウズ・オーディオエンジンの不都合な真実
3  ハードウェアがビットパーフェクトなわけ
4  DACチップに届くゼロイチが変わらないなら悪玉は「ジッター」か?
5  困ったことにDACは原発振を使えない
6  DACチップを原発振で動かせる「アシンクロナス転送」
7  アシンクロナスせずにジッターを減らすには?
8  ジッターは何に悪さするのか?
9  ビットパーフェクトでも音は変わるのか?
10  もしビットパーフェクトでも音が変わるならそれはなぜか?

●4章 ファイルオーディオを楽しむ
1  音楽CDはファイル化して聴いたほうが「良い音」なのか?
2  選ぶべきファイルフォーマットはどっち?
3  「圧縮するしない」は未来の自分に訊いて決める
4  ファイルを読む
5  ファイルを改造する
6  ファイルを比較する
7  「ギャップレス再生」で削除すべきギャップはどこにある?
8  「高品質CD」はファイル化しても高品質なのか?
9  もしかして「エンファシスCD」をデコードせずに聴いていませんか?
10  そのファイルは密かに「HDCD」エンコードされているかもしれない
11  「コピーコントロールCD」に出会ったら
12  実はおもしろい「HDMI」
13  トランスポートをつくる

おわりに
著者紹介・参考文献
用語説明
英語略称一覧

■コラム目次
1 実は百花繚乱のデジタルオーディオ規格
2 「ビット数」の話
3 「デシベル」の話
4 「ディザ付加」は何を付けているのか
5 原波形復元精度をデータレベルで確認するには
6 ハイレゾには「容器の規格」はあるが「特性の規格」はない
7 悲しき音圧戦争
8 音楽CDとCD−ROMの容量
9 〝脆弱〟なんて言ってはいけない
10 「仮想ドライブ」は理想か幻想か
11 iTunesは「エラー訂正を使用」するとセキュアリッパーになるのか
12 サブコードのオプション情報
13 プリギャップのタイム表示
14 いろいろな「隠しトラック」
15 「iTunesで再生すると音が悪い」は本当かもしれない
16 繋いでないのに再生できたり同期したり
17 「音がいいビット」は存在するか
18 「ファイルパス」の話
19 「WAVEはメタボっている」のウソ
20 アナログ信号をファイル化する
21 再生システムは「エンファシス自動解除」の夢を見るか
22 マイクロソフト社の憂鬱
23 グランドとアースとシールドと

大槻英樹

立教大学理学部卒、1986年株式会社リコー入社。ファクシミリのハーフトーン画像処理(マトリクス式・ディザ式)、デジタルシグナルプロセッサーボードのエレキ設計およびテレビ会議用プログラムインプリメント(音声コーデック・音響エコーキャンセラー)、業務用カラオケ装置(音声エフェクト・MPEG音声ピッチコントロール)などを手掛ける。産業用PC事業の企画リーダーを務めるなど、インテルアーキテクチャーPCにも詳しい。近著に『だれでもわかるハイレゾオーディオ』(インプレスR&D社)。