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SB新書

ひきこもれ <新装版>

ひとりの時間をもつということ

著者:吉本隆明/著
価格:860円+税
刊行日:2020/09/08

出版社:SBクリエイティブ
ISBN:978-4-8156-0458-5
Cコード:0295
[新書](日本文学、評論、随筆、その他)

孤独の時間が 豊かな人生をつくる!



内容紹介

孤独の時間が 豊かな人生をつくる!

100分de名著(NHK)で『共同幻想論』が話題!
今また注目される、思想界の巨人が
平易な言葉でかたった人生論が
よみやすい新装版で復刊!


「一人でこもって誰とも顔を合わせずに長い時間を過ごす。
『分断されない、ひとまとまりの時間』をもつことが必要なのだとぼくは思います。
一人でこもって過ごす時間こそが『価値』を生むからです」「『孤独』ということを、どこまで自分の中に呑み込んで、つきつめていけるか。
その上で、どこまで風通しよく生きていけるか。
それを目指していこう」“思想界の巨人”が普段着のことばで語る、もうひとつの社会とのかかわり方。

コロナ禍で、人と人とが分断されるなか、自分の時間をいかに使うのか―ー
いまこそ読み直したい、不朽の名作が、
読みやすいレイアウトと人気絵本作家のイラストとともに、新装版として出版!


「自分の世界に、沈潜せよ!」
本書はそんなメッセージが込められた、熱い本です。

解説:齋藤孝氏(明治大学教授)

もくじ

第1章 若者たちよ、ひきこもれ
コミュニケーション能力を過大視するな(時間をこま切れにされたら、人は何ものにもなることができない
「引き出し症候群」の素人はおっかない ほか)

第2章 不登校について考える
「偽の厳粛さ」を子どもは見抜く(ひきこもりも不登校も病的な状態ではない;「偽の厳粛さ」に耐えられない子どもが不登校になる ほか

第3章 子どものいじめ、そして死について
「傷ついた親」が「傷つく子ども」をつくる

第4章 ぼくもひきこもりだった
きらめく才能よりも、持続する力が大事

第5章 ひきこもりから社会が見える
ぼくがいま考えていること

吉本隆明

1924(大正13)年、東京・月島生れ。2003(平成15)年、『夏目漱石を読む』で小林秀雄賞受賞。文学、社会、政治からテレビ、料理、ネコの世話まであらゆる事象を扱う「思想界の巨人」。主な著書に『吉本隆明全詩集』『共同幻想論』『ハイ・イメージ論』『なぜ、猫とつきあうのか』『日本人は思想したか』『親鸞』『超「戦争論」』『超恋愛論』『日本語のゆくえ』など。