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命とられるわけじゃない


著者:村山由佳/著
価格:1,500円+税
刊行日:2021/03/26

出版社:ホーム社
ISBN:978-4-8342-5345-0
Cコード:0095
[単行本](日本文学、評論、随筆、その他)

大人気エッセイ続編。50代半ば、愛猫もみじに続き実母を亡くした平成最後の春にドラマチックな出会いが……喪失からの幸せを描く。



内容紹介

村山由佳の猫エッセイ!
『猫がいなけりゃ息もできない』で愛猫〈もみじ〉を看取ってから1年。
平成最後の春におきた奇跡的な出会いのドラマと、50代からの幸せの形に胸がふるえる。

【内容】
父、愛猫に続いて、確執の深かった母を亡くした著者。その母の葬儀で、1匹の猫と出会う。小さなその猫が、止まっていた時間をふたたび動かし……。

「〈後悔〉と〈愛惜〉とは別のものだ」
「愛情は、限られた食糧ではない」
「冷静に考えれば、年を重ねてから楽になったことのほうがずっと多い」
「譲れないことも、許せないことも、人生に一つか二つあれば充分」
「どれほどしんどく思えても、生きてゆく途上で起こるたいていのことは、そう――とりあえず、〈命とられるわけじゃない〉のだ」

など、経験からつむぎだされた優しい箴言も随所に光る。今がしんどい人、老いゆく心身に向き合う人、大切なものを失った人、親との関係に悩む人、そして猫を愛するすべての人に贈る1冊。

愛らしい猫たちや美しい軽井沢の写真を、カラー口絵と本文にたっぷり収録。
味わい深い著者直筆コメントも必見!

著者:村山由佳(むらやま・ゆか)
1964年東京都生まれ。立教大学卒業。 93年『天使の卵─エンジェルス・エッグ─』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。2003年『星々の舟』で直木賞を受賞。09年『ダブル・ファンタジー』で中央公論文芸賞、島清恋愛文学賞、柴田錬三郎賞を受賞。『ミルク・アンド・ハニー』『猫がいなけりゃ息もできない』『もみじの言いぶん』『晴れときどき猫背 そして、もみじへ』『風よ あらしよ』など著書多数。